1万人分のデータがたったひとつの数字になりました。
平均60歳。いい感じです。
次にその中身を見てみます。
と言っても、1万人分の年齢データをひとつひとつ見るわけではありません。
図にします。
その時に役に立つのがパソコン。具体的にはエクセルです。
面倒なことはエクセルにお任せしましょう。
「どんな図にするのですか?」という質問があると思います。
百聞は一見にしかず。まずは見て下さい。
この図は、年齢を5歳きざみに区分して、その区分ごとの総数を表示したものです。
エクセル2016以上であれば、簡単に作成できます。
こんな図をみるのは初めてという人はいないのではないでしょうか。
棒グラフがくっついているように見えますが、棒グラフではありません。
ちゃんと名前がついています。
統計業界ではこの図のことを、「ヒストグラム」と言います。
グラフなので、「ヒストグラフ」と覚えてしまいそうですが、
グラムですので、お間違えないように。
英語のhistogramをそのままカタカナにしただけです。
ということで、今回はデータの中身を直観的に感じる道具として、
ヒストグラムを紹介しました。
統計を勉強していて、ヒストグラムというグラフを知らないのは
ちょっと異常な感じがしますので、覚えておいて下さい。
新しい用語が出たところで、第2回目は終了とします。
どうです。難しいことはないですよね。